2004年06月15日

日興・ローソン、8月下旬にも証券仲介サービス

今年4月に解禁された証券仲介業で提携した日興コーディアル証券とローソンは14日、ローソンが同日付で近畿財務局に証券仲介業の登録を正式に申請、8月下旬にもサービスを始めると発表した。(日経NETより)

全国約7800のローソン店内にある店頭情報端末「Loppi(ロッピー)」を通じて、株式を購入することができるという。

日興は大手証券会社として、株式市場の裾野拡大を目的とし、積極的に情報提供、新サービスを展開する任を担っているといえるだろう。
しかし、コンビニで株というのはちょっと「?」である。もちろん綿密な企画書とシミュレーション等の結果であろうが、目的、対象、効果、将来像がちょっと見えないと言わせてもらう。

現在、株式の注文は主に対面、ネット、電話の3つのチャネルがメインであり、各々にその特徴がある。何億とある資産をネットのみで運用する人は少ないだろう。しかし、これまでの流れを見れば明らかであるように、これから5年10年経過していくにつれて、ネットでの発注は増えてくるであろう。

そういった意味で、コンビニで株式の発注も有望なのではと一瞬思うかもしれない。しかし、そもそも株式の発注は、コンビニでふと思いついたように行うものではない。各自、自分なりに熟慮の上、一秒一秒変動する株価のタイミングを見極めて発注するのである。万一出先で、買おうと思って「Loppi(ロッピー)」を見て、周りに他のお客さんがいる中、何分もチャートを見たりして銘柄を選定するのか?先客がいたらどうか。携帯電話から発注するであろう。意外かもしれないが、携帯からの発注は結構多いようである。そもそもオンラインの発注といっても、それなりにじっくり腰を据えて行うものである。インターネットが使えない層がメインとも考えられない。いまや小学生でもインターネットを使いこなす。もし、インターネットを使えない高齢者が対象であればそもそも「Loppi(ロッピー)」を使わない。

決して批判や批評をすることが主旨ではなく、むしろ日興の積極性を買いたいと思う。本人確認が必要なため、即時開設とはいかないが口座開設をメインとして集客するにはいくぶんか効果がありそうである。投資金額がそれほどかからないのであれば、一種の広報活動としても捉えることはできるし、ここで株式の情報コンテンツを提供していくことで、株式市場の裾野拡大の一役を担うであろう。
posted by twomate at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | その他ビジネス一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。