2004年06月25日

企業が競争を勝ち抜くカギは、差異化でなくスピードだ

「世の中の進化や変化のスピードがどんどん速まる今日、経営戦略の寿命は世界的に見て2年半。3年単位の中期経営計画は策定する意味がない時代になった。企業がそうした競争社会を勝ち抜くカギは、やろうとしているビジネス戦略を他社よりも早く実現することだ」。IBMビジネスコンサルティング サービス(IBCS)の金巻龍一執行役員 戦略コンサルティングサービス担当パートナーは強調する。 (IT Proニュース

これは企業人としても、個人としてもちょっとした衝撃をうけた。内容は上記に要約されるが、たとえ他社がすぐに追いつくようなことでもいち早く実施することが何よりというのである。従来型の日本企業において、長期戦略というのは重要な意味を持っていたし、今でもその重要性はかわらないと思う。長期的な戦略なくして、経営ができるかという企業はたくさんあると思う。それは社員の採用、育成や企業文化醸成であったりと2、3年で効果を期待するものではなく、長期で取組まなければならない課題があるからである。設備投資にしてもそうである。何百億、何千億という単位の設備投資がたった2、3年で使いモノにならなくなってしまっては、償却費も残るし、話にならない。とはいっても、人材の流動化は今後も進むであろうし、償却期間の短期化や減損会計等、長期で考える必要が薄れてきているのは確かである。

但し、3年であろうと5年であろうとそれはある程度その業界によっても異なると思われるのでこの点については、全くそのとおりと腹の中に落すことはできない。
着目したいのは「差別化じゃない」、「他社に追いつかれてもいい」という点である。これは最近のベンチャー企業、IT関連企業を見て個人的に思っていたことである。悪くいうと流行りモノ、儲かりそうな分野には何でも手を出し、早いと1、2年でまた別のことを主軸に事業活動を行っている。そんな企業を見ていわゆるサスティナブルな企業として今後も存続できるのかと訝しく思っていた。

個人的にこれはちょっとした隙間でビジネスになるかなと思うことがごくたまにある。大抵、大きく儲ける事も出来なそうだし、すぐにすたれるような貧困なアイデアではあるが、今日、それでいいのではないかと思った。

大事なのは「ITを使い、既存のビジネスモデルを組み合わせいち早く実現すること」だそうだ。
posted by twomate at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | その他ビジネス一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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